邦秋の、ギャラリー「個と場」

宮崎在住のランチタイムミュージシャン、邦秋(くにあき)の頭の中。アイデア備忘録・雑感・お役立ち情報から創作活動(音楽・歌詞・散文詩等)の展示・解説まで幅広く。関心事:DTM・音楽・ロゴ・デザイン・教育・APPLE・効率化他

20170807 ASKAさんの企画

ここ最近、ASKAさんが10月発売予定の新譜「Black&White」の制作過程をYoutubeで報告されています。
 
そして、その中の「Fellows」という新曲については、オケだけを公開し、その曲に合わせて自分が作詞作曲をした作品をみんなで投稿しようという企画を打ち出していらっしゃいます。そして、その作品を全てASKAさんが聴いてくださる、というのです。
 
小さい頃からCHAGE and ASKAを聴いてきた人にとっては、夢のような企画。
 
子育てに専念しバンド活動を控えている私も、どうしても我慢できず、自宅で完結できる方法で参加させていただきました。
 
私は、特に詞においては相当に時間がかかる性質でして…
①方向性を決める
②その方向性に向かって言葉を書きなぐる
③仕上げる(譜割りの調整・言葉の過度な重複や矛盾がないかの確認等)
という3段階で進めるわけですが、①と③、特に③に相当時間がかかってしまいます。
 
なので、ASKAさんからこの企画が提案されて間もなく作品をアップされていた方々は本当にすごいな、と素直に驚いてしまいました。
 
何の影響も受けないよう、自分の作業が全て終わってから、既に投稿されている他の方々の作品を拝聴したのですが、こんなにもかというくらいメロディも詞もそれぞれのアプローチがあることがわかります。
 
この多様性を楽しむことこそ、ASKAさんのねらっていたところなのでしょう。
 
自宅で鼻歌レベルの歌を録っただけの不甲斐ない参戦となってしまいましたが、歌詞は誰にも負けていないつもりです。
よろしければ聴いてみてください。
 
そして、「ASKAのFellowsを、私が作ってみた」というタイトルで上がっている他の方の作品もぜひ覗いてみてください。
 
さらに、よかったらあなたも参加してみてはいかがですか?
 
なお、私が書かせていただいた「滑走路」については、ASKAさんが原曲として掲げているテーマ「Fellows」(=仲間)をベースとしつつ、オケの音色から「苦しかった時期から飛び立つ」という視点を着想し、書いてみました。
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滑走路
今までの僕の毎日はまるで海の暮らしで
浮くことも沈むことも「今日の波」に任せていた

いつからか光も届かぬ底に佇んでいたけれど
水をかき 陽を浴びて 息を吹き返すんだ

向かい風が吹く海でコンクリートを打った
二度と揺られたり流されないように
この希望の滑走路に立ってくれた仲間たちと
一緒に飛ぼう 前より高く