邦秋の、ギャラリー「個と場」

宮崎在住のランチタイムミュージシャン、邦秋(くにあき)の頭の中。アイデア備忘録・雑感・お役立ち情報から創作活動(音楽・歌詞・散文詩等)の展示・解説まで幅広く。関心事:DTM・音楽・ロゴ・デザイン・教育・APPLE・効率化他

20190411 体操ソングの不思議

4月から、Eテレおかあさんといっしょ」が新体制となり、番組後半で流れていた体操ソング(?)の「ブンバ・ボーン」も「からだ☆ダンダン」へと変更となりました。

小杉保夫さん作曲、吉田戦車さん作詞、MAIKOさん振付という布陣で作られた体操なのですが、この手の歌で気になるのが、どういった順序で作られたのかということ。

歌・詞・体操の3つがリンクした作品を、全て分業でつくるという行程がどうしても想像つかないのです。

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あづきお姉さん、まことお兄さん(NHKから拝借)

例えば、海藻をモチーフにしたパートでは、「かいそう たいそう でんでんだいこ」という歌詞のもと、両手をでんでんだいこのように左右に振ります。

作詞家がこの詞を先に思いついていれば、作詞家が振付師を兼ねてしまう気がしますし、振付師による振付が先でもその時点で詞が完成してしまっているのではないか、と思うのです。

そして、この歌詞と動きが出来上がったときには、ある程度のメロディも出来上がってしまうのではないか、とも。


仮に、歌詞や振付も決まってない中、作曲家がメロディラインもないBGM(いわゆるオケ)だけを先に作ったとすると、それはイマジネーションを働かせなければならないとても困難な作業ではないしょうか。

 

この行程の答えはわかりませんが、作詞作曲経験がある方であれば、この疑問に共感いただけるのではないかと思います。

そんなあなた。ぜひ、新しいお兄さんお姉さんが活躍している「からだ☆ダンダン」をご覧ください。

 

放送スケジュールはこちらからどうぞ↓

www4.nhk.or.jp