邦秋の、ギャラリー「個と場」

宮崎在住のランチタイムミュージシャン、邦秋(くにあき)の頭の中。アイデア備忘録・雑感・お役立ち情報から創作活動(音楽・歌詞・散文詩等)の展示・解説まで幅広く。関心事:DTM・音楽・ロゴ・デザイン・教育・APPLE・効率化他

20190701 ブログデザインフォーマットの統一化に関するささやかなご提案 〜「次」を押して過去へ?

「前」というのは少し厄介な言葉で、二面性があります。

 

「前だけを見て進む」という時の「前」は未来思考な感じがしますが、「前はこうしていた」と振り返るときの「前」は過去に関する言及になるからです。

 

さて、ここで、典型的なブログのレイアウトをご覧ください。例として、大手のアメブロを取り上げてみます。

 

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アメブロ(記事は中略しています)

 

見ての通り、記事の下部に「前ページ」「次ページ」というボタンあります。(赤枠部)

 

さて、「前ページ」というボタンは、一つ新しい記事と古い記事のどちらにジャンプすると思いますか?

 

正解は、一つ新しい記事です。

 

 

従って「次ページ」をクリックすると、一つ古い記事に進みます。

 

以下のウェブサイトでも同様です。

 

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英語表記(記事は中略しています)

 

表記は、英語となっておりますが、「PREV」が新しい記事「NEXT」が古い記事へとジャンプします。

 

トップページとして最新記事に着地して、一件ずつ遡るように読み進めていくというブログの中では、「次/NEXT」が古い記事への合図であることに異論はありません。

 

しかし、時間を表す言葉の印象としては、「次」が新しい記事への合図である方が自然であるように私は思います。

 

 

そんな思いを抱えながら様々なブログのデザインを見て回りましたが、

 

livedoorブログに見つけました、しっくりするデザイン。

 

最新記事を開くと、一つ古い記事を閲覧するためのボタンが「前の記事」となっております。

 

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livedoorブログ(記事は中略しています)

 

今見ている記事よりも以前に書いた記事だから「前の記事」。こちらの方が理に適っていると感じませんか?

 

 

…と、問いかけはしましたが、どちらを自然に感じるは人それぞれではあります。

 

ただ、このようにデザインによって真逆の表記が存在するのは混乱を招くもとです。

 

ぜひ、ブログのデザインフォーマットに関する統一規格等を整えることで、スッキリさせてはいかがかな、と思っております。

 

そして、その際は「前/PREV」「次/NEXT」という解釈の多様性を生む表現ではなく、「古い記事/OLDER」「新しい記事/NEWER」というようなボタンにするとよいのではないかな、と思った次第です。