消えない朝日の日焼け
水に投げたティッシュのように
脆く消える約束
包装はまだ偏ったまま
二度と共感し得ぬ英知
計画通りの手順で
境界線をはみ出す
名前書き換えるため
近くにいるから逃げられぬ
驕傲(きょうごう)と生馴(なまなれ)の中間
汚れたインクと電波に流されぬように
旗を振りかざせ
人の目は気にしないで
時は満ちた 後ろは振り返らず
この暖和はひと時の迷い
騙されず進むべき道を行け
弱き者に見せかけて
大きな力に立ち向かう姿を演じるだけで
味方が増えていく
間違いだらけの挑戦
灯台のように足元を
照らさないままアンテナに乗せて
ばらまいた嘘
この白いシャツは
何故かいつもサングラスを通して
黒く染められてしまう
あの黒い雨は
美しく綺麗に見えるよう濾過されてるのに
人は等しく過ちを犯す
大切なのはそこから先
清く階段を登る足を引く者の笑顔は疑え
旗を振りかざせ
人の目は気にしないで
時は満ちた もう迷うことはない
見えるもの見えないもの
奪われたその全て取り返していく