働き方改革の旗が振られてもさほど働き方が変わらなかった2019年。
しかし今、新型コロナウイルス感染症という人類にとっての強敵が現れ、それによりテレワークやウェブ会議などが一気に加速しているのは皮肉な話です。
では、いわゆるアフターコロナの世の中は、それ以前の姿に戻るでしょうか。
恐らく答えは否。
今まで当たり前と思ってやってきたことが、今回「不要不急」のフィルターによって選別されたわけで、わざわざその「不要」なことを再開する必要性があるはずがないのです。
さらに、コロナウイルスが最初で最後の脅威であるという保証もありません。また新たな感染症が発生するときに備え、私たちは生き方を、そして生きる仕組みを見直さざるを得ないと思っています。
さて、家など、職場ではない場所で仕事ができるようになる条件としては、企業の持つあらゆるデータを電子化しておく必要があります。
これを機に世の中の電子化が一層進んでいくものと思いますし、便利な世の中になるため私も賛同するのですが…
どうしても心の中が少しざわついてしまいます。
その理由は「電磁パルス」。
高度上空での核爆発により発生する電磁パルスは、送電線や電子機器に入り込み破壊していきます。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
今回、ウイルス一つで世界の動きを制してしまえることが実証されてしまいました。
今まで当たり前と思っていたことが、日々根本から覆されており、その脆さを誰もが痛感していることでしょう。
それであれば、電磁パルスが引き起こす、電力・電気・電子機器が使えない世界も当然想定されるべき事態であると考えます。
そのためには、電力・電気・電子機器に頼らない社会の仕組みや情報のバックアップも取っておかなければなりません。
「目先のウイルス対策として電子化を進め過ぎたあまり、その先に待っていた電磁パルスの落とし穴に気づかずハマってしまい、人々は培ってきた情報も、生きていく仕組みも全て失ってしまった」
…という事態にならないよう、様々な「最悪」のケースを考えて備えていきたいものです。
しかし、ひとたび電磁パルス攻撃に遭ってしまうと、それを警告しているこのブログ記事さえも読めなくなってしまうという、これまた皮肉なお話です。