秋田米新品種“秋系821”のネーミング募集に応募していたのですが、見事落選しておりました。
ちなみに、募集要項はこちら。
この募集要項には、
「頂点を追い求め、たどり着いたただひとつの答え」
「日本人のDNAに響くおいしいお米」
「秋田の地力(ちりょく)」
などのコピーが並んでおり、並々ならぬ自信と誇りを感じました。
その想いに応えられるようなネーミングを考えてみたい、とダメ元で応募させていただいたわけです。
しかし、2020年9月7日に発表された最終候補の中に私の案はありませんでした。
選考に残ったのは次の6作品です。
- 秋うらら(あきうらら)
- あきてらす(あきてらす)
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秋の八二一(あきのはちにいいち)
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稲王(いなおう)
- サキホコレ
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べっぴん小雪(べっぴんこゆき)
ということで、せっかくなので、私の考えた2案もこの場で供養させてください。
案1「たちつてと」
「田で生まれる地力が、この米を伝ってあなたに届く」
(たでうまれるちりょくが、このこめをつたってあなたにとどく)
というメッセージ。
シンプルで、一度聞いたら忘れないお米の名前を目指しました。
案2「禾の極」(のぎのきわみ)
募集要項から、この新しいお米は、禾=稲(穀物)の中でも、込められた想いやその仕上がりが最上級の作品であることがヒシヒシと伝わり、そのポイントが伝わる名前として考案しました。
「秋」田で「稔」る「稲穂」からなる新しいお米が、日本人のDNA(=「和」)に響く…
このお米にまつわるストーリーには、部首「のぎへん」の様々な漢字が存在していることから着想したものです。
もっと言葉に対するセンスを磨いていかねば、と思った次第です。