20200519 明るいブルーのボールペン比較
恐らく、10年以上前からボールペンと言えば三菱鉛筆(uni)「ジェットストリーム」派の私。
その滑らかな書き味は唯一無二で、同様の商品が他社からも発売されていますが、ジェットストリーム一筋で現在に至ります。
そしてここ数年、筆跡を見ずして自分が記したことが一目でわかるよう、カラーボールペンを多用するようにしており、勤務先で利用者が被らないライトブルーを選んでいます。
例に漏れず、こちらもジェットストリームを使いたいと思い、一括大量購入して使用し続けているのですが…この商品については、黒インクのジェットストリームのような感動が得られませんでした。(詳細は後述)
そこで、より書き心地の良い、明るいブルーの細芯ボールペンを追い求め、最寄りの文具店で販売していた同系色の商品を全て購入してみました。
それが以下の3アイテムです。
- 三菱鉛筆 ユニボールワン (UNI uni-ball one) 0.38 スカイブルー
- パイロット ジュースアップ (PIROT Juice up) 03 ライトブルー
- ゼブラ サラサクリップ (ZEBRA SARASA CLIP) 0.3 ライトブルー
さて、ジェットストリームを含め4本を入れ替わりで使用をしてみると、同じ明るいブルーのボールペンでも、ここまでかというほどに違うものです。
ということで、ごくごく簡単ではありますが、1本ずつレビューしていきたいと思います。
比較
1. 三菱鉛筆 ジェットストリーム (UNI Jetstream) 0.5 ライトブルー 150円
※本商品に関しては、当初の期待値が高かった中(いきなり10本箱買い)、今回他社製品との検証をせざるを得ないほどの事態に陥ったということで、必然的に辛口になっております。
- グリップ感の良さは他色と変わらず秀逸。
- この4本の中で唯一の油性ボールペン(残る3点はゲル(ジェル)インク)。もしかしたら油性ボールペンでカラーインクを実現すること自体、技術的に難しく、優秀な商品なのかも?
- でも、ライトブルーインクのジェットストリームは、黒インクのような特別な滑らかさはない。
- インクが途切れて、途中で使えなくなりがち。(これまで8本使用、全て途中でリタイヤ)
- 0.5より細い芯がない。
2. 三菱鉛筆 ユニボールワン (UNI uni-ball one) 0.38 スカイブルー 120円
- 全体のデザインや色使い、クリップの造形等、スタイリッシュな一本。
- 線の書き始めや終わりが、色が濃くなって線が膨らむ。
- 0.38mmの割に、ジェットストリーム0.5mmと線の太さが変わらない。
3. パイロット ジュースアップ (PIROT Juice up) 03 ライトブルー 200円
- 書き心地に硬さを感じるものの、滑らかに書ける。
- 発色がよく、かすれ・にじみが無い。
- 芯を出している際にキャップが固定されないので、ペンを上下に動くたびにカチャカチャ音がする。
4. ゼブラ サラサクリップ (ZEBRA SARASA CLIP) 0.3 ライトブルー 100円
- 商品名に冠しているだけあり、クリップの可動域が広く使いやすい。
- 書き出しを始め、速く書いた箇所がかすれやすい。
- 4本の中では一番色が薄い。
結論
個人的な好みとしては、今後ライトブルーボールペンに限っては、
パイロット ジュースアップ (PIROT Juice up) 03 ライトブルー
を継続して使用しようと思っております。
この4本の中では、一番の高級クラス(定価200円ですが笑)。
やはり価格に見合う価値があるのかもしれません。
■書き比べ
■ペン先
以上、完全に主観的な4種のボールペン比較でした。