邦秋の、ギャラリー「個と場」

宮崎在住のランチタイムミュージシャン、邦秋(くにあき)の頭の中。アイデア備忘録・雑感・お役立ち情報から創作活動(音楽・歌詞・散文詩等)の展示・解説まで幅広く。関心事:DTM・音楽・ロゴ・デザイン・教育・APPLE・効率化他

20190720 「逆さ傘」を傘の新しいスタンダードに

あなたは、「逆さに開く傘」をご存じですか?

 

現在のところ一般の傘は、生地の外側・内側の面が、閉じている時と開いている時では変わりません。

しかし、この逆さに開く傘(以下、「逆さ傘」と呼びます。)は、開いている時に外側にあたる面が、閉じると内側になるというものです。

 

私がこの逆さ傘を知ったのは2016年。

当時はかなり珍しかったため、商品数も少なかったものです。

 

あれから3年が経ち、様々なメーカーから発売されて、価格も随分お手軽になってきたところで入手いたしました。

 

 

私が実際に使用して感じる逆さ傘の利点は大きく分けて次の2点。

 

まず、使用後、閉じた時に濡れた部分が内側になる点です。

これにより、傘を車に持ち込む際の車内や、屋内で持ち歩く傘の濡れが全く気にならなくなりました。

都会では、電車やバスの乗車時にも大変重宝されるのではないでしょうか。

 

2つ目の利点として、逆さ傘は開く際は先端から手元に向けて開き、閉じる際は手元から先端に向けて閉じます。
(下記のイラスト参照)

これにより、雨天時の車の乗降時に、体が濡れにくくなりました。

 

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唯一感じるデメリットは、先端が石突ではなく、折り畳み傘のように、畳まれた露先が集まっているため太く、一般的な傘立てに入らない点です。

 

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逆さ傘の先端

 

しかし、上に挙げた逆さ傘のメリットを考えれば、こちらこそ傘のスタンダードになるべきだろうと私は信じております。

そうすれば、この逆さ傘に対応した傘立てが普及し、今私が感じる唯一のデメリットも解消されることでしょう。

 

逆さ傘が、「逆さ」と呼ばれなくなる日が来るためにも、ぜひ皆さんご利用してみて下さい。