邦秋の、ギャラリー「個と場」

宮崎在住のランチタイムミュージシャン、邦秋(くにあき)の頭の中。アイデア備忘録・雑感・お役立ち情報から創作活動(音楽・歌詞・散文詩等)の展示・解説まで幅広く。関心事:DTM・音楽・ロゴ・デザイン・教育・APPLE・効率化他

20200814 「おかあさんといっしょ」の優しさ

新型コロナウイルス感染症は、私たちの生活の様々な場面で変化を及ぼしています。

それは、NHK Eテレの「‪おかあさんといっしょ」も然り。

従来は、毎日大勢の子供をスタジオに招き、おにいさんおねえさん(以下、おにいさん達)と一緒に歌ったり踊ったりしていましたが、コロナ禍以降、子供不在のままの収録という状態が続いています。

視聴者が飽きないようにと、毎日あの手この手で目を惹く企画が繰り広げられている中、番組のエンディングを飾る曲「べるがなる」の中で行われる「あっち向いてホイ企画」にて小さな発見をしました。‬

これは歌の途中で、おにいさん達4人が一人ずつ視聴者に向けてあっち向いてホイの仕草をして、おにいさん達が指した方向を向いたら視聴者が負け、というもの。

 

その中で、‪おにいさん達は、上下を指すときは「上だよ」「下だよ」というのに、左右のときは「こっちだよ」と言っているのです。

これはきっと、‪おにいさん達本人の視点と、視聴者の視点で左右が反転してしまう‬ため、家庭内で右左を教える際に混乱が生じないよう、配慮されたものであると予想しています。

 

あっち向いてホイの言葉一つにもこだわる「おかあさんといっしょ」。

その優しさに心が温かくなりました。

…勝手な思い込みですが。