邦秋の、ギャラリー「個と場」

宮崎在住のランチタイムミュージシャン、邦秋(くにあき)の頭の中。アイデア備忘録・雑感・お役立ち情報から創作活動(音楽・歌詞・散文詩等)の展示・解説まで幅広く。関心事:DTM・音楽・ロゴ・デザイン・教育・APPLE・効率化他

ひとはひとり

人は皆一人で誰も同じじゃない
だからお互い違う(たがう)ところを
全てさらけ出して わかり合えれば ほら
繋がりが生まれ 星座を描ける

人の波に泳ぎ疲れ小さな城に閉じ籠り
音も光もない時間を過ごしたくなるね
そんな時は躊躇わずに心を折り畳んでみれば
内側の自分と初めて向き合える

そして見えた枠が相手と一ミリでも重なれば奇跡

人は皆一人で誰も同じじゃない
だからお互い違う(たがう)ところを
全てさらけ出してわかり合えればほら
繋がりが生まれ星座を描ける

きっと誰もが一度は味わった いっときの嫉妬心を
じっと耐えて一個だけでいい
自己のいいところを認めてみよう
一人ひとりの中にいる ヒーローなら色とりどり
二兎追っても一兎もヒットしない
地層の宝石まずは探そう

そしてまずは自分が 好きな自分になるところから始めて

人は皆孤独でだから人を求め
言葉を遣って心を交わし
空気を作り合って調和が始まれば
数ある星から星座が生まれる

曖昧な自分でい続ければ
大体な塩梅の関係しか築けない、が
案外それを否定したいがための歌ですらない
毎回満開の花で快感得られる程簡単にいかない
対外的とそうでない自分を采配しながら徘徊しよう

天神行きのバスの中思い出す
天真爛漫許された時分や
円陣組んだ青春の日々 前進できず立ち止まった時
先進的なことはしなくてもいい
全員と仲良くなれとは言わん
エンジンをまたかけられた時に
年輪を一つずつ重ねていこう