邦秋の、ギャラリー「個と場」

宮崎在住のランチタイムミュージシャン、邦秋(くにあき)の頭の中。アイデア備忘録・雑感・お役立ち情報から創作活動(音楽・歌詞・散文詩等)の展示・解説まで幅広く。関心事:DTM・音楽・ロゴ・デザイン・教育・APPLE・効率化他

20181010 ノッチの市民権

2017年9月12日、Appleが初めてiPhone Xを発表した際、ノッチ(画面上部の黒い切れ込み)が大きな波紋を呼びました。
その多くは、「醜い」「ダサい」等、Apple製品ではあまりないデザイン面での不評の声だったと感じています。
しかし、ひとたび蓋を開けると、他メーカーもこぞってノッチ型デザインを採用し、「スマートフォンらしさ」を表すアイコンという点では、従来の「ホームボタン」よりも市民権を得たように感じます。
ノッチコラージュ.jpg
前回のブログ記事「20181002 動線」においても触れたとおり、デザイン(見た目だけでなく)の良さと技術の双方において完璧を極めることは本当に難しいことです。
ベゼルレスなフル画面を目指しつつ、インカメラや顔認証等の技術を搭載させる方法としてAppleが辿り着いたノッチという最適解。
当時、批判の声を浴びながらも「これが答えだ」というAppleの無言の反論が、世論を変えていったように思います。

一方、新たにOPPOのFIND X等に搭載されている「スライドカメラ」という技術も生まれており、これからの次世代スマートフォン技術競争からも目が離せません。