20190726 大好きな作詞という名の苦行
過去の記事でも何度か言及しておりますが、当ブログは、2008年に前身「邦秋の闇も光」として開設され、歌詞及び散文詩を掲載してきておりました。
当時は、中学生の頃から書き溜めていた(あどけない)詞作品を掘り起こしたり、電車通勤時に量産していた作品を投稿していたため、掲載する「ネタ」にはあまり困っていなかったものです。
しかし、少しずつ歌詞や詩の推敲に時間がかかるようになり、ブログの更新頻度を落とさないために2016年に「talk(雑文)」カテゴリーを開設。
作品ができるまでの穴埋めとして、フリートークも行うようになりました。
フリートーク第一弾が、以下の記事。
現在では、talk(雑文)など歌詞・詩作品以外の投稿が大半を占めており、ちゃっかり自分の頭の中の備忘録として活用させていただいております。
しかし、ひとたび作詞作業に入ると、雑文を語る余力もなくなるほど、頭の中は詞の推敲でいっぱいになります。(実は、今がその状態。)
量産していたあの頃のように、思うがままに言葉を重ねていけばよいのでしょうが、今では色んな(自らに課す)制約に縛られてしまっています。
思い当たる自らの制約としては…
・一つの作品の中で、言葉の重複はしたくない
・過去の作品と同じ表現はしたくない
・旋律に馴染まない言葉は用いない
・説明的になり過ぎない
・外国語は使わない(カタカナ語は許容)
…といったものが挙げられます。
作詞が好きなはずなのに、最近はやや苦痛に感じることも。。。
やがて、何度も何度も推敲を重ねていきながら、ふとした時に「できた…」と確信できる瞬間が来ます。
この絶頂とも呼べる絶景に到達する瞬間のために険しい山を登っているといっても過言ではありません。
近年投稿させていただいている歌詞作品は、そうして生み出された大切な言葉たちです。
読めば一瞬で終わってしまうわけですが、一つ一つが他のどの言葉でも置き換えたくない厳選された表現が詰まっています。
よろしければお読み下さい。
現在取り組んでいる作品、仮タイトル「壮大曲」も、いつかこのブログに投稿させていただける日がくると信じています。(挫折しなければ…)
そんな感じで、本日は、執筆の余力のない頭でひねり出した現状報告をさせていただきました。
いつか、作詞をする方々と書き方やこだわりについて語り合う場がないかなー。